ハクキンカイロってどう?メリット・デメリットを優しく解説

この記事では、当店で販売しているハクキンカイロについての紹介です。

寒い日に外を出歩く時に、手がかじかんで辛い時ありますよね。

そんな時にコンビニでも気軽に買える心強い商品が使い捨てカイロです。

ですが冬の間に何度も買うのももったいないですし、自治体で処分方法も変わるため、捨て方もよく分からないという方も多いでしょうし、それにコストも高くなってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、繰り返し使えて経済的かつとってもエコな「ハクキンカイロ」です。

この記事では、昨今のアウトドアブームで話題となっているハクキンカイロについてやさしく解説をします。

目次

ハクキンカイロとは

ハクキンカイロとは、名前の通りカイロです。

そう。あの冬に使うとあったかくてありがたい、あのカイロです。

じゃあ一般的な使い捨てカイロと何が違うのかというと、ベンジンなどの燃料を使い、化学反応による熱で長時間しっかりと温かく、しかも繰り返し使える点です。

とても温かい(なんなら少し熱い)ので、寒い冬のアウトドアやアクティビティ、お出かけなんかにすごく向いてるアイテムだと思います。

僕は冬の夜釣りや、知り合いのYouTuberの撮影の手伝いへ毎回持って行くのですが、通常のカイロとくらべてかなり温かいです。

少し熱いくらいの温度が、寒さで動かない指先をしっかりとほぐしてくれます。

ハクキンカイロスタンダードとハクキンカイロミニ

ハクキンカイロは「ハクキンカイロスタンダード」と「ハクキンカイロミニ」に大きく分けられます。

ハクキンカイロスタンダード

ハクキンカイロスタンダードは、最も標準的なハクキンカイロです。

サイズ:68×101×15(mm)※本体サイズ

付属品:カイロ本体、カップ、袋、説明書

使用時間:最大24時間

ハクキンカイロミニ

ハクキンカイロミニは、やや小さめでコンパクトなサイズです

サイズ:58×87×13.5(mm)※本体サイズ

付属品:カイロ本体、カップ、袋、説明書

使用時間:最大18時間

ハクキンカイロのメリット

ハクキンカイロは昔からあるのですが、最近になって人気が再燃しています。

なぜなら、ハクキンカイロには、普通の使い捨てカイロにはないメリットがいくつもあるということです。

メリットがないと人気になることはありませんからね。

たくさんのメリットの中でも、特に大きなメリットを3つ紹介します。

ハクキンカイロのメリット①とにかく温かい

先ほどからも繰り返しお伝えしている通り、ハクキンカイロはかなり温かいです。

基本的に専用のフリース製の袋に入れて使うのですが、袋から出して直に金属部分に触れ続けていると「熱ッ!」となるくらいには温度が上がります。

もちろんフリース製の袋に入れたままでも十分に温かく、一般的な使い捨てカイロとは比較にならない程の温かさです。

外出先でどうしようもなく寒い中、ハクキンカイロを入れたポケットに突っ込むと、最高に幸せな気分になれますよ。

ハクキンカイロのメリット②長時間持つ

ハクキンカイロはベンジンが燃料ですが、最大量までいれると以下の通りの時間使えます。

ハクキンカイロの持続時間
  • ハクキンカイロスタンダード:24時間
  • ハクキンカイロミニ:18時間

丸一日使い続けることだってできるのです。

私も昼から釣りに出かけて、翌日の朝方まで釣りすることもありますが、家に帰り着くまでずっと温かいままです。

分量を間違えると、寝て起きても温かいままの時すらあります。

この長い持続時間は、使い捨てカイロでは絶対にあり得ないですよね。

ハクキンカイロのメリット③繰り返し使える

ハクキンカイロの3つめのメリットは、繰り返し使えるということです。

使い捨てカイロが鉄と酸素の化学反応で熱を発するのに対し、ハクキンカイロはベンジンと触媒の化学反応により熱を発します。

使い捨てカイロは名前の通り、使い捨てなので一度使ってしまえば捨てることになりますが、ハクキンカイロはベンジンを注入することで何度だって使えます。

火口(ほくち)がダメになることはありますが、別売で交換すれば使い続けられるのです。

つまり経済的であることと同時に、環境負荷も小さくエコなんですね。

自然を愛するアウトドア愛好家に人気なのも頷けます。

ハクキンカイロのデメリット

ハクキンカイロはたくさんのメリットがありますが、多少のデメリットもあります。

デメリットについてもご紹介しておきますね。

デメリットと言っても、通常考えられるメンテナンスが必要ということくらいです。

ハクキンカイロのデメリット①ベンジンなどの燃料が必要

ハクキンカイロはベンジンなどの燃料を使用します。

そのため自宅にベンジンなどを常備しておく必要があります。

あまり量販店などでも売っていないことが多いですから、ネットでの通販などを使うことになるでしょう。

ちなみに少し高くはなりますが、ジッポライターで使用するジッポーオイルでも代用できます。

緊急で必要になったのに、ベンジンが手に入らない時は活用できるので試してみてくださいね。

ハクキンカイロのデメリット②火口(ほくち)の定期的な交換が必要

ハクキンカイロは火口にライターで火を点けるのですが、この火口は2年に一度くらいの目安で交換が必要です。

もちろん使用回数が少ない場合は、何年も変えなくとも大丈夫ですが、できるだけ2シーズン程度で交換する方がいいと思います。

交換自体は購入した火口を付け替えるだけなので2秒で終わります。

交換用の火口の準備がめんどくさいのが難点ということですね。

ですが、目立ったデメリットは少なく、たまに必要なメンテナンスが億劫な程度です。

ハクキンカイロの使い方

ハクキンカイロの使い方はとてもかんたんです。

手順は以下の通り。

STEP
キャップと火口を外します

キャップと火口を引き抜いてください。

STEP
火口を外した部分から注油カップを装着してベンジンを注ぎます

この時、注ぎ口と平行になるようにすることで計量ができます。

写真だと見づらいですが、カップにメ目盛りが付いているので、目盛りまで入れて一杯です。

ハクキンカイロスタンダードなら、1杯で12時間、2杯が最大量で24時間使えます。

ハクキンカイロミニなら、1杯で12時間、1.5杯が最大量で18時間使えます。

STEP
注油カップを垂直にひねります(90度回転)

注油カップを垂直にひねると、カップに溜まったベンジンが本体へ注ぎ込まれます。

なお2杯が限界で、それ以上は事故に繋がるので絶対に入れてはいけません

STEP
カイロを逆さまにして余ったベンジンを押し出します

ベンジンの入れ過ぎによる事故を防止するために必要です。

STEP
火口を取り付けます

取り外した火口を取り付けるだけです。

STEP
ライターなどで火口に火を当てます

3〜5秒ほどでOKです。

一見すると変化がないように見えますが、化学反応が起こっているので問題ありません。

しばらくすると熱を持ち始めます。

STEP
キャップを取り付け専用の袋に入れて使用します

必ず専用の袋に入れて使用するようにしてください。

かなり熱くなるため、直に肌に触れると低温やけどの可能性があります。

ハクキンカイロの使い方動画

ハクキンカイロの使い方の動画です。

上記の流れが動画でわかりやすく見られます。

ハクキンカイロの価格・値段

ハクキンカイロの価格は、その時の需要状況によって変わりますが、概ね以下の通りです。

ハクキンカイロの価格

ハクキンカイロスタンダード:3,250〜5,000円

ハクキンカイロミニ:2,500〜4,000円

冬は需要が高く価格が上がりやすい傾向があり、夏は需要が少ないため価格が下る傾向にあります。

もちろん需要と供給で、年度によって異なることも考えられますが、夏の価格が下がった時期に買っておくのもおすすめです。

ハクキンカイロはどこで買える?

ハクキンカイロはかなり歴史の長い商品であることから、さまざまな場所で購入できます。

販売店①実店舗

実店舗であれば、以下のような店舗で購入できる場合があります。

ただし探すのが大変なうえに、在庫がない場合も多々あるので要注意です。

また、価格はネットよりも高めの相場です。

ハクキンカイロを買える実店舗
  • ドン・キホーテ
  • コメリ
  • カインズ
  • ジョイフル本田
  • ホーマック
  • ユニディー
  • 島忠
  • ムサシ
  • ナフコ
  • ホームワイド
  • ハンズマン

販売店②Amazon

Amazonでも購入できますよ。

販売店③楽天・Yahooショッピング

楽天やYahooショッピングでも購入できますが、送料まで含めるとやや高くなりがちです。

ハクキンカイロを最安値で買うならAmazonが安定

ハクキンカイロを最安値で買う場合、Amazon安定して安く在庫もふんだんにあるのでおすすめです。

確実に手元に届く上に、価格も安いのであればAmazonで買うのが一番良いのではないでしょうか。

ハクキンカイロの口コミ・感想

X(旧ツイッター)での口コミを探すと、ポジティブなものばかりがヒットします。

やはり経済的で、何よりも通常のカイロよりもかなり温かいことが、みんなに愛されている理由なのでしょう。

Xだけではなく、インスタグラムなどでもたくさんの口コミを見ることもできますよ。

まとめ

このように、ハクキンカイロは実用性の高さから、かなりの人気を誇ります。

燃料のベンジンや、ジッポオイルがあればすぐに使うことができ、メンテナンスも非常にかんたんです。

それに最初に4,000円ほどかかりますが、ランニングコストは使い捨てカイロよりもかなり低く、しかも温かさと持続力も比べ物になりません。

私も冬の釣りの時には、ワークマンのイージスにハクキンカイロを忍ばせてから挑むようにしています。

ハクキンカイロを忘れた時は、本当に絶望します。普通の使い捨てカイロだと物足りないんですよね。

釣りだけではなく、冬のお仕事やアウトドア、お散歩に野外でのアクティビティにぜひ一度ハクキンカイロを試してみてください。

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